9月のコラム 先延ばししてしまう自分を観察してみた
「やらなければいけない」ことがあるのに、なぜかなかなかできない。そんなこと、ありませんか?
資料を作成しないといけない。メールを返さなければ・・・.部屋を片付けなければ・・・と頭では分かっているのに、なぜか別のことを始めてしまいます。
私の場合、その最悪のケースが、漫画に手をだしてしまうことです。
「ちょっとだけ読もう」と思って読み始めて、気がつくとかなりの時間が経っている。やるべきことは、まだできていません。読みながら頭の片隅には、「こんなことしている場合じゃない」「また、時間を無駄にしている」という焦りと自責の念。辞めないといけないと思いながら、次の話を開いてしまっています。
「私は、なぜ今こんなことをしているんだろう?」
漫画を読んでいる間はとても楽しい。これは、私の特性なのだと思いますが、小説でも、映画でも、すぐにまるで自分がそこにいるような気になります。時間も空間も超えて、その世界に入り込み、喜んだり、悩んだり、ドキドキしたり。
「ダラダラしている」と言えばそれまでですが、その時間に私は、別の人生を何本も生きているわけで、とても幸せな時間。そして、楽しい時間は、大切にしていいと思います。
つまり、サボってはいるけれど、漫画を読むこと自体が悪いわけではない。
問題は、「今、私はなぜ漫画を読んでいるんだろう?」ということなのかもしれません。
単に好きだからなのか?いや、暇でも漫画に手が伸びないときはある。現実からの逃避なのか。それとも、これからやろうとしていることが、思っている以上に重たく感じているのか・・・仕事も好きなのに?
「やらなきゃ」と思いながら漫画を読んでいる自分を見つけたら、
たまに、問いかけてみようと思います。
「私は、今、何から逃げているんだろう?」
すぐに答えが見つからなくても、「またサボってしまった」と自分を責めるのとは、
少し違うものが見えてくるような気がします。
2026年9月 水田かほる







